社員インタビュー
INTERVIEW

- カスタマーオペレーション
/2018年新卒入社
「無理です」と泣いたあの日から。
髙橋美帆
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INTERVIEW
子供の時の情熱を、社会に出た瞬間に
手放してしまうのは、
あまりにももったいない。
夢は「見るもの」じゃなく、
「実現するもの」へと変えていける。
東名には、あなたの想いをかたちにする
ステージがあります。
上場企業らしい安定した基盤。
年次や経験に関係なく、挑戦できる風土。
そして、誰よりもあなたを見てくれる
経営層と仲間たちがいる。
昨日までの夢を、今日の挑戦に。
未来の自分に、胸を張れる選択を。
さあ、夢の続きを見よう。ここから、共に。
厳格な教育と夢の変遷。アルバイトで見つけた「お客様対応」の魅力
私の家族は、父、母、私、そして1歳下の妹の4人家族です。母はパート、父は製紙会社に勤めていました。妹とは幼い頃からおもちゃの取り合いや服装の真似などでよく喧嘩をしましたし、運動神経の良い妹に対して私は足が遅かったので、それも喧嘩の原因になったりしましたね。両親の教育方針は厳しく、父にはダメなことはダメと理由と共に厳しく言われ、時には鍵を閉めて家から締め出されたり、ベランダに出されたりしたこともありました。そのおかげか、小さい頃から分別はついていたように思います。
幼い頃の夢は「ケーキ屋さん」。家族とよく行っていたお店の優しい接客に憧れていました。その後、中学生の頃にはドラマの影響でブライダル業界に憧れを抱きましたが、高校は将来の就職を考えて商業科のある学校へ進学し、簿記や情報処理などの資格を取得しました。その中で秘書技能検定の勉強を通して礼儀やマナー、言葉遣いを学び、そういったスキルを活かせる仕事に興味を持つようになりました。
短大では国際文化学科を選び、各地域の文化や言語を学びました。これは、幼い頃から習っていた英語や、母が好きだった韓ドラの影響で外国の文化に興味があったからです。
また、学生時代、高校1年生から始めたイタリアンレストランのキッチンでのアルバイトは、私にとって大きな転機となりました。最初はキッチンを担当していました。大学進学後も同じお店でアルバイトを続け、フロア業務も経験。ピザ食べ放題のお店だったので、一卓一卓にピザをお持ちするのですが、その際にお客様から「ありがとう」「次はこのピザがいいな」といった言葉を直接いただくことが、とても嬉しかったです。この経験から、お客様対応の仕事に強い魅力を感じるようになりました。
「もう無理です…」3度の涙と上司の言葉。仲間と乗り越えた成長の日々
入社当初は、正直戸惑うこともありましたが、質問すれば先輩方が丁寧に教えてくださり、「もしこうなったら、こういう選択肢で対応してね」と具体的なアドバイスをくれました。分からないことを一人で抱え込まずに済む環境があったのは大きかったです
それでも、仕事の壁にぶつかり、2度「もう無理です」と上司に泣きついた経験があります。1度目は入社2~3年目の頃。日々の業務でお客様から「もっと分かりやすい人に代わって」と言われることが続き、精神的に追い詰められてしまいました。その時、上司は私の努力を認めた上で、「あなたの活躍する未来が見えるから、ここで踏ん張った方がいい」と励ましてくれました。2度目はリーダーに昇格した直後です。部下の教育やフォロー、メンタルケアという新たな業務に直面し、時には部下との間に立つ難しさを感じました。プライベートならはっきり言えることも、上司という立場では「嫌われたらどうしよう」と考え、うまく伝えられない自分に悩みました。その時も同じ女性の上司が「リーダーなら皆経験すること。私が守るから大丈夫」と背中を押してくれました。3度目は、尊敬していた女性リーダーが退職される時。寂しさと、その方のチームを引き継ぐ不安、そして「任せてください」という決意で涙が溢れました。
これらの経験を通して、上司や同僚の温かさ、そして「ネガティブなこともポジティブに転換しよう」という会社の文化に何度も救われました。辛いことがあっても、周りの人が「頑張ったね」「でも、これも勉強になったね」と声をかけてくれる。だからこそ、前向きに仕事に取り組めているのだと思います。
お客様の「ありがとう」が原動力。ライフイベントを経ても輝ける場所を創りたい
仕事で一番やりがいを感じるのは、やはりお客様からの「ありがとう」の言葉です。自分がどれだけ知識をつけ、対応を磨くかによって、お客様の満足度が変わり、感謝の言葉をいただける。そのために日々努力し、自分自身を成長させていくことに大きな喜びを感じています。また、この会社に入って良かったと思うのは、人間関係の素晴らしさです。学生時代の友人だけでなく、同世代の同僚たちと仕事以外でも繋がりができ、視野が大きく広がりました。休日に家族ぐるみで遊んだり、フットサルをしたりする仲間もいますし、会社のBBQや忘年会といったイベントを通して、他部署の方々とも交流を深めることができています。
仕事をする上で常に意識しているのは、「求められること以上の提案や対応をする」ということです。ただ聞かれたことに答えるだけなら、AIやロボットでもできてしまう。人が電話で、1件1件丁寧に対応する意味を常に考え、お客様にとって最善のことは何かを追求しています。
今後の展望としては、現在私の部署は9割以上が女性なので、結婚や出産といったライフイベントを経ても、誰もが安心して戻ってきて働き続けられるような環境や人間関係、仕事内容、そしてマニュアルを整備していきたいと考えています。自分がいないと業務が回らないのではなく、誰もが主役として活躍できるような、そんなチームを作っていくことが目標です。失敗を恐れずに新しいことに挑戦できるこの会社で、これからも仲間たちと一緒に、会社をさらに盛り上げていきたいです。学生の皆さんにも、「仕事ってこんなに面白いんだ!」と感じてもらえる、そんな会社だと自信を持って伝えたいですね。